冬は足元からおしゃれに冷え対策!ルームシューズの選び方


厳しい冬の寒さ。冷え性の方は体にこたえますよね。芯から冷えて困っている人に使ってほしいのが、室内の寒さ対策に効果的な「ルームシューズ」です。この記事では冬用の暖かいルームシューズの選び方を紹介します。4種類あるルームシューズのタイプや人気ブランドも解説しているので、ぜひ最後までチェックしてください。おしゃれなルームシューズをはいて、身も心も暖かく過ごしましょう。
冬用ルームシューズの選び方


それではさっそく冬用に特化したルームシューズの選び方を解説していきましょう。
ルームシューズの選び方って、意外とコツがいるんです。たとえば外靴なら「男女別」「サイズはきっちり表記」「目的別のジャンル分け」など、しっかりと区分けされていますよね。しかしルームシューズの場合、買い手のターゲットを広く取っているので、デザインやサイズ感は大まかなことが多いんですね。はじめて買う方は、間違えてフィットしない商品を買ってしまうこともあるでしょう。そんなミスを防ぐために、商品の選び方を5つのポイントに分けて解説します。
- ルームシューズのタイプで選ぶ
- 素材と生地で選ぶ
- 機能で選ぶ
- おすすめのブランドから選ぶ
- サイズをチェックする
ルームシューズのタイプで選ぶ
ルームシューズは大きく4つのタイプに分かれています。それぞれのタイプ名とメリット・デメリットを含めた説明を下にまとめました。
スリッパタイプ |
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つま先を引っかけるタイプ。着脱がスムーズで気軽に使える。足に合っていないと、歩いている最中に脱げやすい。 |
シューズ(スリッポン)タイプ |
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かかとまで布地があるタイプ。足にフィットし動きやすい。着脱に手を使う手間があるため、あまり脱がない人向け。 |
ブーツタイプ |
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足首までカバーするタイプ。熱が逃げにくく、デザイン性も高い。着脱にはひと手間かかる。冷え性の人や、おしゃれしたい人にぴったり |
バブーシュタイプ |
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モロッコ発のかかとを踏むタイプ。スリッパタイプのようにサッと履け、さらに脱げにくい。シューズタイプとしても使える2WAYの商品も人気。 |
履きやすさ重視ならスリッパかバブーシュ、保温性重視ならブーツ、脱げにくくアクティブに使いたいならシューズタイプがおすすめです
生地と素材で選ぶ
生地と素材は、見た目にも暖かさにも関わってくる重要項目です。ここでは、冬用におすすめの生地と素材を解説します。
ボア(生地) |
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動物のような長い毛を使った生地。モコモコとしていて暖かく、かわいらしい見た目が特徴。アクリル素材を使うのが一般的なので、安価なものが多い。 |
フリース(生地) |
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ポリエステル繊維を使った生地。起毛させているので肌ざわりがふわふわで、保温性も高い。軽いものがいい方、なめらかな生地がいい方におすすめ。 |
パイル(生地) |
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タオル生地のような、糸がループ状になっている生地。やさしい肌ざわりが特徴。天然素材から化学繊維まで、さまざまな素材が使われる。 |
ウール(素材) |
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羊やヤギの毛を使った素材。繊維が複雑に絡んでいるので、弾力性があり暖か。モコモコした質感がありながらシューズのスタイルもくっきりと出た、高級感のある見た目が特徴。 |
レザー(素材) |
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動物の皮を加工した素材。見た目がなめらかで美しい。履きつづけると足の形に合ってくるのも魅力。保温性はそこそこだが、羊の毛と皮が一緒になったムートンならおしゃれと暖かさの両方を楽しめる。 |
紹介した生地3つのなかで保温性を比べると、一般的な暖かさはボア→フリース→パイルの順になります。ふわふわしたかわいいシューズなら上4つ(ボア、フリース、パイル、ウール)のどれかがおすすめ。スタイリッシュなものがいいならレザー素材のものを探してみてください。
機能で選ぶ
長く愛用したいなら、ルームシューズの機能に注目してみましょう。
たとえば、「靴底の滑り止め」がついている商品。ルームシューズのなかには滑りやすいものも多いです。そういったシューズは転びやすくなったり、スリッパタイプの場合はすぐに脱げてしまったりと、使い勝手が格段に悪くなります。特に室内で歩き回る方、階段を上り下りする方は、滑り止めがついているものを選びましょう。また、ゴム素材や革を起毛させたスエードを使った靴底を選ぶと滑りにくくなります。
靴底には「程よい弾力」もあると快適です。クッション性の高いものは足が疲れにくく、ケガの防止にも役に立ちます。また、歩く音が静かになるのもメリット。自宅でよく仕事するなど、長時間履いたままの方はクッション性にも目を向けましょう。
冷え性や寒がりの方には、「断熱性の高い構造」になっているシューズがぴったりです。底が厚いものや密閉しているものなど、外の冷たい空気に触れにくいルームシューズを探してみましょう。素材で選ぶなら、ウールがおすすめです。
そして意外と見落としがちなのが「お手入れのしやすさ」。ルームシューズはその形状や素材の関係で、洗えないものも多いです。メンテナンスが簡単なものや、そのまま洗濯機に入れられるもの、防臭抗菌加工のものを選ぶと、汚れやニオイが気にならずに長く使うことができます。
おすすめのブランドから選ぶ
欲しいデザインがある程度決まっているなら、ブランド名を検索して探すのが便利です。ブランドごとに特有のデザインやシルエットがあるので、好みの形のものが見つかったら、それと同じブランドの商品を追いかけてみましょう。ここでは、冬用ルームシューズを取り扱っている、有名かつおすすめのブランドを挙げてみます。
- KEEN(キーン):アメリカの大手アウトドアシューズブランド
- UGG(アグ):サーフ系のスリッポンやブーツで有名な、アメリカのファッションブランド
- SUBU(スブ):日本の冬用サンダルブランド
- gelato pique(ジェラートピケ):甘いデザインが特徴の、日本のルームウェアブランド
- moz(モズ):動物をモチーフとした、スウェーデンのアパレル・雑貨ブランド
- room's(ルームズ):歩きやすさを追求した、日本のスリッパブランド
- HAFLINGER(ハフリンガー):ウールニットやコルクを使用した、ドイツのルームシューズブランド
- EMU Australia(エミュオーストラリア):シープスキンなどの天然素材を意識した、オーストラリアのフットウェアブランド。通称はEMU(エミュ)
まずは、ブランド名で画像検索してみて。「これ、いいな」と思ったら、そのブランドを追いかけてみると、好みのデザインをスピーディに見つけられますよ。
サイズをチェックする
ルームシューズの多くは不特定多数の人に向けて作られているので、サイズも「Sサイズ」「Lサイズ」「フリー」のようにざっくりとした記載が多いです。さらにやっかいなことに、同じSサイズでも、ブランドや男性用・女性用などにより寸法が変わってきます。サイズで失敗しないように、購入前に足長の表記をしっかりチェックしておいてください。ネットショップやSNSの口コミを参考にするのもおすすめです。
冬はルームシューズがおすすめ!


冬の寒さに負けない、暖かくておしゃれなルームシューズを紹介しました。おうちでしか履かないから、人のルームシューズはなかなか見る機会がないですよね。「みんなどんなものを履いているかわからない」というルームシューズ初心者でも参考になるように、選び方だけでなくおすすめの人気ブランドも載せてみました。あなたにぴったりのアイテムが見つかったらうれしいです。いろいろなデザインのルームシューズを見てみたくなったら、本記事で紹介した選び方を参考に、下のリンクから探しにいってくださいね。
ルームシューズの商品一覧- 本記事は、au PAY マーケットによって企画・制作されています。各店舗へのお問い合わせはご遠慮ください。
- 写真はイメージとなります。
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